掲載日: 2016年11月18日
障害基礎年金の学習会(公益財団法人兵庫県手をつなぐ育成会 一般社団法人兵庫県知的障害児者生活サポート協会主催)の講師で兵庫県立高等特別支援学校におじゃましてきました。
三田駅からバスで15分位の山間ののどかなところにありました。上野ヶ原特別支援学校と同じ建物になっていると知らずに、少し迷いましたが無事到着。
校長先生のお話では、比較的知的障害は軽い方が多く、卒業生はほぼ全員が障害者雇用で就労されておられるとのこと。
しかしながら、障害者雇用でたとえ就労できたとしても、賃金は低く、自立生活は難しいとのことで、就労だけでなく福祉のほうも勉強したいとのことでした。
平成28年9月 精神の障害に係る等級判定ガイドラインが策定されていますが、
日常生活能力は、「判断にあたっては、単身で生活するとしたら可能かどうかで判断してください。」とあります。
親と同居してきても、本人が単身で生活した場合を想定して、支援のない状態での日常生活能力はどれぐらいかをみることになっている点に留意して評価する必要があります。
知的障害や発達障害に限らず、身体の障害も同様ですが、
評価とは相対的な概念で、何かと何かを何かの基準で比較する時のみ現れます。
評価は一定しません。
基準をどこにおくかで結果が変わってきます。
ですから、まず、その基準を明確に理解しているかどうかが重要なポイントになってくると思います。
たくさんのご参加ありがとうございました。
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