掲載日: 2018年11月16日
公務員(58歳)の方からご相談があった。「在職中は、障害年金はもらえないんですか?」とのこと。
10年以上前にペースメーカーで障害共済年金3級の受給権を取得したが、当時は、障害共済年金3級は在職中は支給停止だった。
3年ぐらい前、何か連絡があり、「これを出してください。」と共済組合から連絡があったが、忙しさに紛れてそのまま出していなかったとのこと。
平成27年10月から、被用者年金が一元化されている。従来は、公務員で共済年金に加入していた人も厚生年金の被保険者となっている。
共済年金なら、法改正以前は在職中は停止だったので、3級の人は全額停止の人が多かった。2級なら、障害共済年金部分は停止だが、障害基礎年金だけは受給していたというパターンだ。
平成27年10月から厚生年金に一元化されているので、障害共済年金ではなく、名称は、障害厚生年金になっている。もちろん、在職中の停止もない。
ご相談者には「お話を伺う限り、何か書面を提出しないと法改正があったといっても自動では受給できないのでしょう。?とにかく、共済組合に連絡して、遡って手続きをしてください。」とお伝えした。
同様のケースも多いのでは・・と思う。公務員の人は在職中は障害共済年金をもらえなかった時代が長かったので、もらえないと思っておられる人も多いのでは。
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